島とホテルとお客様をつなぐ。

島とホテルを、そしてホテルとお客様をつなぐ

シマトワークスでディレクションさせてもらっているホテルセト舞子。
明石海峡大橋の海辺にある20数室のこじんまりとした素敵なホテルです。
ホテルのどの部屋からも海、明石海峡大橋、そして淡路島がのぞめ、
夕日が橋の向こう側に落ちる様はまさに絶景。
そんなホテルが、目の前に見える淡路島と「つながり、つないでいきたい」と
お声かけ頂いたのは2年前になります。
そこから相談をしながら、淡路島とセトレを、そしてセトレでお客様をつないでいくプロジェクト、
「島みるセトレ」をスタートさせました。

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キックオフイベント「はじまりの晩餐」

プロジェクトのスタートを記念して、
島の生産者の方や島で活動されている方などもお声かけし、
食材を通して島のことを知ってもらう「はじまりの晩餐」を開催しまたし。
当日はただ食事を頂くだけではなく、
さまざまな地域のディレクションに関わるgrafの代表 服部滋樹さんにお越し頂き、
セトレのシェフと生産者と服部さんのトークセッションなども行い、
1つ深い階層で「食」や「料理」そして「地域」の話を伺いました。
そして事前にシェフを淡路島で働く農家さん、漁業者さん、畜産業者さんなどをご紹介し、
その時のインスピレーションをもとに料理された淡路島コースをみんなで頂きました。
現場を知っているからこそ、生産者の方々とつながっているからこそ
生まれる料理がそこにはありました。
これを皮切りに「島みるセトレ」のさまざまなプロジェクトがスタートしていきます。

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小さくても継続的なつながりを。

「はじまりの晩餐」のようなイベントも年に1度か2度開催を続けていますが、
より継続的なつながりをつくっていくため、昨年よりスタートしたのが「生産者トーク」。
これは毎月第4木曜日にホテル内にあるイタリアンレストラン ミアアルベルゴに
お一人の生産者の方をおよびし、その方が作られている食材を使って、
当日ランチに来られているお客様に向けて、特別な一品をサービスで提供するという企画。
その一品は生産者の方と担当シェフが一緒に各テーブルにお持ちしています。
お客様とシェフと生産者が一品を囲って一緒に過ごす時間。
お一人お一人、短い時間でのお話にはなりますが、
普段顔をあわせることのできない人たちがその料理を通してつながることができる、
とても特別な時間を提供しています。

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淡路島西洋野菜園さんがゲスト。この会では水ナスとバジルを使ったデザートが提供されました。エントランスでは野菜の販売も!

 

「生産者トーク」のもうひとつのお話。

生産者トークはランチタイムに開催されますが、
ランチ営業が終わった後、実はもう1つ大切な時間が設けられています。
それはお招きした生産者さんを囲んで調理スタッフ、サービススタッフ、関係者が集い
みんなでマカナイを食べること。
その時間を通してさらにホテルと淡路島の生産者さんがつながれる大切な時間になっています。

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この時は淡路椚座牛を育てる大造畜産さんがゲスト。

 

ちりもつもれば。

このホテルに限らず色々なところでお話することですが、
地域と「つながる」=「関係性」を築くというのは、
そこに暮らす人と「つながる」=「関係性」を築くということ。
そして、それは1度や2度顔を合わせ名刺を交換したからといって
できあがるものではありません。
小さな時間を何度も何度もくりかえしシェアしてできあがっていくもの。
「島みるセトレ」はまさにその機会を創出していくための仕組みともいえます。
そしてすぐには効果がみえにくいこのプロジェクトを、
継続して実施していこうという企業の姿勢はいつも素晴らしいと思っています。
「島みるセトレ」もスタートして1年半。
このホテルには淡路島で暮らす方々との小さな小さな関係性が、
今も少しづつ積み重なっていっています。

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